Heart Beat

Heart Beat

日本ではTV CMなどでもパフォーマンスを披露し、海外では Run DMC の DMC とヒップホップ・クラシック "My Adidas" で共演するなど、“脅威の人力再生機” として広くそのスキルを評価されている AFRA。日本を代表するヒューマン・ビートボクサーと言っても過言ではない彼が、“究極のヒューマン・ビートボックス・アルバム” というコンセプトで作り上げたのが本作だ。“究極” というだけあって、そのパフォーマンスは「これが本当に口(声)だけで表現されているのか」と驚くばかり。ゲストに、ライムスターのマミーD や COMA-CHI、サイプレス上野などをフィーチャー。AI のボーカルで聴かせる Michael Jackson の “Beat It” や、AFRA の名を世界に広く知らしめることになった先述の Run DMC “My Adidas” のカバー、さらにレゲエ・シーンからのゲスト Rudebwoy Face との “Smiley Face”、スチャダラパーの BOSE とハナレグミをフィーチャーした “木漏れ日の中の21世紀”、ヒップホップ・レジェンドの Kool Keith と共演した “Good Rhymes” など、聴きどころ満載。“ヒューマン・ビートボックスの” という冠をつけるよりも、むしろ純度の高いヒップホップ・アルバムと位置づけたい仕上がりだ。

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