14曲、1時間

タイトル 時間

評価とレビュー

4.4/5
34件の評価
34件の評価
kujichan

これでヘビロテ。

どんどん良くなるから4枚目買いますよ、 そりゃ! 何歳か分からないけれどミルマン姉ちゃん、 色っぽいぜ!!

ブルー・タイガー

「歌姫」の言葉に相応しい!

2011年9月28日のリリースとなっています。それぞれの伴奏ミュージシャンにくわえてストリングと木管のオーケストラが随時加わっています。
1曲目は”Do It Again”です。伴奏はKevin Haysのピアノ、Larry Grenadierのベース、Lewis Nashのドラムスです。ゆるやかな出だしで始まります。すぐにハスキーボイスで歌い始めます。ジャージーな雰囲気がたっぷりです。ピアノソロの後、ふたたびSophie Milmanのボーカルに戻ります。実にうまい歌手だと思います。素晴らしい歌唱力です。
2曲目は”Oh Look At Me Now”です。伴奏はGerald Claytonのピアノ、Larry Grenadierのベース、Lewis Nashのドラムスです。ピアノトリオだけのバックです。1曲目同様、まるでジャズクラブで歌っているかのようないい雰囲気です。力強い歌い方もできるし、このようなミディアムテンポにのってゆったりとした歌い方でも聞かせどころのあるところは大変優れています。続くGerald Claytonのピアノソロも小気味いいアドリブになっています。その後、再びSophie Milmanのボーカルになります。
3曲目は”Moonlight”です。伴奏はKevin Haysのピアノ、Larry Grenadierのベース、Lewis Nashのドラムス、Bashiri Johnsonのパーカッション、Gregoire Maretのハーモニカ、Romero Lubamboのアコースティックギターです。Gregoire Maretのハーモニカをフューチャーしたイントロで始まります。ボサノバタッチの軽いリズムにのってSophie Milmanのボーカルが始まります。Gregoire Maretのハーモニカが中間でソロをとってテーマに戻ります。
4曲目は”Speak Low”です。伴奏はLarry Grenadierのベース、Lewis Nashのドラムス、Bashiri Johnsonのパーカッション、Julian Lageのギターです。ジャズのスタンダードと言える曲です。ここではピアノレスのカルテットがバックについています。ここではJulian Lageのギターが中間部のアドリブを担当しています。
5曲目は”Till There Was You”です。伴奏はLarry Grenadierのベース、Gil Goldsteinのアコーディオン、Julian Lageのギターです。Julian LageのギターとGil Goldsteinのアコーディオンがソロをとります。
6曲目は”Watch What Happens”です。伴奏はKevin Haysのピアノ、Larry Grenadierのベース、Lewis Nashのドラムス、Bashiri Johnsonのパーカッション、Randy Breckerのフリューゲルホルン、Romero Lubamboのアコースティックギターです。とても美しいメロディーの曲です。中間部でのRandy Breckerのフリューゲルホルンはその音色もフレーズも大変素晴らしいものです。
7曲目は”Prelude To A Kiss”です。伴奏はKevin Haysのピアノ、Larry Grenadierのベース、Lewis Nashのドラムスです。ジャズバラードのスタンダードナンバーです。情緒たっぷりに歌い上げていくところはさすがだと思います。素晴らしい歌唱力をあらためて感じさせます。テンポが遅くなるほど歌いにくいはずなのですがそこをしっかりテンポも曲想もキープしていってるところがすごいと思います。
8曲目は”Ces Petits Riens”です。伴奏はLarry Grenadierのベース、Gil Goldsteinのアコーディオン、Julian Lageのギターです。一般にボーカリストは母国語の他の外国語もさほど苦にせず歌いこなす能力がとても高いと思います。一つにはとても音感がいいからだと思います。Sophie Milmanもロシア語、英語、フランス語が堪能だと思います。ここではフランス語で歌っていますがまさにシャンソンを聴いている感じです。
9曲目は”So Sorry”です。伴奏はKevin Haysのピアノ、Larry Grenadierのベース、Gil Goldsteinのアコーディオン、Julian Lageのギターです。
10曲目は”Detour Ahead”です。伴奏はKevin Haysのピアノ、Larry Grenadierのベース、Lewis Nashのドラムス、Chris Pitterのテナーサックスです。ゆったりとしてスケールが大きくハスキーなボイスでとうとうと歌い上げるところが素晴らしいです。Chris Pitterのテナーサックスがソロをとります。
11曲目は”Let Me Love You”です。伴奏はKevin Haysのピアノ、Larry Grenadierのベース、Lewis Nashのドラムス、Julian Lageのギターです。軽快にスイングしています。ジャズクラブで聴くとこれまた最高に幸せといった感じがたっぷりです。特にLarry Grenadierのベースがかもし出すスイング感は抜群にかっこいいです。
12曲目は”Day Dream”です。伴奏はKevin Haysのピアノ、Larry Grenadierのベース、Lewis Nashのドラムス、Randy Breckerのフリューゲルホルンです。まさにバラードです。最近のジャズボーカル界はまさにインターナショナルな世界になっているようです。むしろグローバル化がかなり進んでいると言えばいいのかもしれません。スケールの大きい歌手なら世界中どこででも活躍できる場があるのだと思います。もっとも才能と努力と運が必要なことは言うまでもないと思いますが。
13曲目は”No More Blues”です。伴奏はGerald Claytonのピアノ、Larry Grenadierのベース、Lewis Nashのドラムス、Gregoire Maretのハーモニカです。このアルバムの中ではもっともジャズっぽい演奏になっていると思います。イントロのGregoire Maretのハーモニカがボサノバにしてはユニークです。リズミカルに歌っているのを聴くとSophie Milmanはなんて素敵なボーカリストなんだろうと思ってしまいます。声が素敵でリズム感も音感もよくて記憶力もすごくてフィーリングも最高です。まさにジャズボーカリストになるべくして生まれた人なのでしょう。
14曲目は”I’ll Come Running Back To You”です。ボーナストラックとのことですがうれしいですね。伴奏者については詳細はわかりませんがピアノ、ベース、ドラムス、パーカションの4人がバックを担当しているようです。ベースソロからピアノソロへとつながります。ソウルフルなピアノが印象的です。その後、再びSophie Milmanのボーカルになります。瞬間的にちょっぴりシャウト気味のところがピリッとわさびが利いてる感じがします。
今回のアルバムでは緩やかなテンポの曲が中心になっていてとても心地よく聴けます。このところ彼女のアルバム作成の方針はどちらかというと軽快で心地よいミディアムテンポのリズムのものが増えています。曲も当然そういった雰囲気で聴いてて心地よいものが選らばれているようです。またアレンジもそういう方向でなされているようです。レコード会社やプロデューサーやディレクターの方針がそうなのでしょう。Sophie Milmanの歌唱力に魅力を感じているファンにとってはこのアルバムも大変素晴らしい仕上がりです。当然5つ星でしょう。
しかしSophie Milmanは例えばアルバム”Live At the Winter Garden Theatre”の中で聴かせているような力強い歌い方もできます。ハードコアなジャズファンの中には最近の彼女のアルバムの流れに対して多少物足りなさを感じている人もいるかもしれません。その点では3つ星です。
と言う訳で今回は中間を取って4つ星としてあります。

gitanes

gitanes

なんか普通のJAZZ Vocal アルバムになったかな?悪くはないって言う程度。彼女のスモーキーで張りのある低音が奥に引っ込んだような録音。Vocalが立ち上がってこない。

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