ディスコミュージックとパンクロックがミュージックシーンの主流だった1977年、まるでそんな世界と一線を画すかのように、プリミティブなロックンロールアルバム「Let There Be Rock」がリリースされた。AC/DCのそれまでのアルバムがどれも激しさを増していた中で、今作は特に強力だ。アンガス・ヤングの技は常にエネルギーにあふれているが、タイトルチューン"Let There Be Rock"ではそれがさらに光る。そのほか、ファズを効かせ、速くて複雑なリフが特徴的な"Bad Boy Boogie"、ダーティーな歌詞の"Whole Lotta Rosie(ホール・ロッタ・ロージー)"などを収録。
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