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BOΦWY やジュディ&マリー、くるりなどの作品を手掛けたプロデューサーであり、プラスティックスのメンバーとしても活躍した佐久間正英が在籍するバンドとして知られる四人囃子。70年代に日本を代表するサイケデリック〜プログレッシブ・ロック・バンドとしてその地位を不動のものとし、後にはテクノ〜エレクトロニカ系のサウンドに展開しながら(1979年以降の活動停止期を挟みつつ)時代とともに変化をし続け、世紀をまたいで活躍する彼らの1978年にリリースした4枚目のアルバム。タイトルは「bao」とも書き “パオ” と読む。ちょうどサイケデリック〜プログレッシブ・ロック・サウンドから、エレクトリックな方向に転換していくタイミングに発表されたアルバムで、プログレッシブ・ロックの持つ実験的なアイディアと、それを可能にするスキルフルな演奏技術、さらには、エレクトロニクスを積極的に導入して展開される先鋭的なプロダクション・ワークが高次元で融合していて、なおかつ、ポップ・ミュージックとして洗練された作品に仕上がっている。

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