最新リリース
- 2023年12月28日
- 33曲
- 癒しのモーツァルト~自律神経を整える4000Hz (和合治久監修) · 2016年
- Mozart: Le nozze di Figaro (Highlights) · 1982年
- Beethoven: Symphony No. 6 "Pastoral"; Overture Leonore No. 3 · 1989年
- ベスト・クラシック100 プラチナム · 1977年
- Wagner: Das Rheingold, WWV 86A · 1958年
- ベートーヴェン: ピアノ協奏曲 第5番 《皇帝》 · 1973年
- オペラ ベスト・オブ・ベスト · 1994年
- ベートーヴェン: ピアノ協奏曲 第5番 《皇帝》 · 1973年
- ワーグナー:《ニーベルングの指環》管弦楽曲集 · 1983年
- マーラー:交響曲第1番《巨人》 · 1963年
必聴アルバム
- リヒャルト・ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指輪』の4部作すべてを録音するという偉業を成し遂げた、サー・ゲオルグ・ショルティによる決定版。管弦楽はウィーン・フィルハーモニー。ショルティの溌剌(はつらつ)としたパワーはウィーン・フィルを奮い立たせ、声楽陣を鮮やかに引き立てる。そのエネルギーは15時間におよぶ大作全体に行き渡る。独唱者はワーグナーを得意とする名歌手がそろい、「ラインの黄金」でのグスタフ・ナイトリンガー、「ワルキューレ」でのジェームズ・キング、「神々の黄昏」でのビルギット・ニルソン、ヴォルフガング・ヴィントガッセン、フィッシャー・ディースカウなど、錚々(そうそう)たる顔ぶれ。録音は、1958年から1965年にかけて全曲がスタジオ収録されており、適材適所を意識した音響のすばらしさからも、聴く楽劇の制作にこだわった制作サイドの意識の高さが感じられる。このアルバムはApple Digital Masterに対応しています。アーティストやレコーディングエンジニアの思いを忠実に再現した、臨場感あふれる繊細なサウンドをお楽しみください。
- 2022年
- 2021年
ミュージックビデオ
- 2006年
アーティストプレイリスト
- 20世紀最高の指揮者の一人。強靭なリズムと華々しい金管を基調とした音楽作りで多くのファンを魅了した。
- 2009年
- 2016年
サー・ゲオルク・ショルティについて
ショルティの手に掛かるとあらゆるものがエネルギーを宿し、輝き出す。そしてそんな彼の意欲と決意は、困難な時期にも自身を支え続けた。1912年にユダヤ系ハンガリー人の両親のもとブダペストで生まれたショルティは、キャリアの初期には、歌手のリハーサルでピアノを弾きつつ稽古をつけるコレペティートルや、尊敬するトスカニーニをはじめとする著名な指揮者たちのアシスタントを務めた。指揮者デビューは1938年だった。ブダペストで『フィガロの結婚』(1786年)を指揮したショルティは一躍ブレイクするかに思われた。しかしまさにその日の夜、ヒトラーがオーストリアに侵攻。これを受けたハンガリー政府が反ユダヤ法を制定し、状況は一変する。ロンドンに逃れた彼のキャリアが着実にアップし始めたのは、第2次世界大戦が終わった後からだった。指揮者としてのショルティは当初、リハーサルでのあまりにも激しく厳しい指導で批判を受けたが、次第に活躍の場を広げていく。1958年にスタートしたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とのワーグナー『Der Ring des Nibelungen(ニーベルングの指環)』(1848~1874年)の全曲録音プロジェクトはショルティの不安をよそに大きな人気を博し、さらに1961年にロンドンのRoyal Opera Houseの、そして1969年にシカゴ交響楽団の音楽監督に就任してからは、技術面での卓越した指導力や音楽に対する高い集中力と献身的な姿勢で、一段と評価を高めた。印象的なオペラの演奏の他、多岐にわたるレパートリーでリスナーを魅了した名指揮者は、死の直前まで活動を続け、1997年に南仏のアンティーブで人生の幕を閉じた。
- 出身地
- Budapest, Hungary
- 生年月日
- 1912年10月21日
- ジャンル
- クラシック