最新リリース
- Mozart: Symphonies No. 40 & No. 41 "Jupiter" · 1993年
- ウエスト・サイド・ストーリー (オリジナル・サウンドトラック) · 2021年
- Beethoven: Concerto No. 5 in E-Flat Major for Piano and Orchestra, Op. 73 "Emperor" · 1962年
- マーラー:交響曲第5番 · 1988年
- Gershwin: Rhapsody in Blue - An American in Paris · 1958年
- Leonard Bernstein - Beethoven: The 9 Symphonies · 1988年
- Beethoven: String Quartet No. 14 in C-Sharp Minor, Op. 131; String Quartet No. 16 in F Major, Op. 135 · 1992年
- ウエスト・サイド・ストーリー (オリジナル・サウンドトラック) · 2021年
- ウエスト・サイド・ストーリー (オリジナル・サウンドトラック) · 2021年
- ウエスト・サイド・ストーリー (オリジナル・サウンドトラック) · 2021年
必聴アルバム
- 現代を代表する数々のマエストロや、世界各地の主要なオーケストラと共演を重ねるルノー・カピュソンは、フランスを代表するバイオリニストの一人だ。本作では、現代音楽を得意とするアメリカの名指揮者デニス・ラッセル・デイヴィスとタッグを組み、2017年1月31日で80歳のグラスの代表作とバーンスタインの作品を取り上げている。繊細さと荒々しさが同居するカピュソンの演奏は、グラスの名曲に新たな輝きを与えている。
- 「弦楽四重奏曲 Op.11(String Quartet op.11)」 の第二章として誕生した “アダージョ(Adagio)” を壮大な弦楽アンサンブルとしてアレンジし、ニューヨーク・フィルハーモニック管弦楽団との世界ツアーにて世界中に披露したサミュエル・バーバー。後にレナード・バーンスタインも同楽団を率いて、独自の解釈を披露している。胸を締め付けるような “アダージョ(Adagio)” と共にこのアルバムに収録されているのは、アーロン・コープランドの牧歌調の作品 “アパラチアの春(Appalachian Spring)” と優雅なバレエ曲 “ロデオ(Rodeo)”。アメリカ現代音楽を代表する二人の作曲家の音楽を、アメリカ屈指の指揮者が解釈したこのレコーディング作品は、アメリカ出身の音楽家によるクラシック音楽への貢献を証明している。
- 1988年
- 2人の偉大なアメリカの作曲家による、必携のコレクション。レナード・バーンスタインとジョージ・ガーシュウィンは共に巧みな演出家で、ジャンルの異なる音楽に柔軟であり、しかも素晴らしいパフォーマーであるなどと共通点も多い。(1950年代から1960年代にかけてバーンスタインは、アメリカ音楽の先駆者であったガーシュウィンの作品を多く取り上げることで名を広めた)。ガーシュウィンの最も有名な交響曲“ラプソディー・イン・ブルー(Rhapsody in Blue)” は、バーンスタインのピアノで親しみやすい柔軟性を帯び、“パリのアメリカ人(An American in Paris)” は、彼の指揮によりほぼ理想的な作品へと昇華。バーンスタイン自身の作品『ウエストサイド物語(West Side Story)』は情熱に満ち、同じく『波止場(On The Waterfront)』では、あふれる怒りを力強く表現。2人を聴き比べてみるもの一興だ。
- 2022年
- 2021年
アーティストプレイリスト
- 指揮と作曲の両面で成功を収めたバーンスタインの、指揮者としての作品に注目。
- 多彩な音に耳を傾け洗練された楽曲を創作した、作曲家バーンスタインの軌跡。
- 2024年
レナード・バーンスタインについて
アメリカの歴史上、最も天才的な音楽家の一人であるレナード・バーンスタイン。交響曲やバレエ音楽、ミュージカルや映画のための音楽など幅広いジャンルの楽曲を手掛ける作曲家として、またクラシック界をリードするトップクラスの指揮者として、さらにはテレビの司会者などさまざまな分野で高い人気を博した20世紀の大スターだった。1918年、ボストン近郊の町ローレンスに生まれたバーンスタインは、ハーバード大学で作曲を、カーティス音楽院とタングルウッド音楽センターで指揮を学ぶ。1943年、急病のブルーノ・ワルターに代わり、リハーサルなしでニューヨーク・フィルハーモニックを指揮して一躍注目を集めた彼は、そのまま指揮者としての道をまい進するかと思われた。しかし、その後のバーンスタインはアメリカのミュージカル界の救世主として、『On the Town』(1944年)、『Wonderful Town』(1953年)、『Candide』(1956年)、そして『West Side Story』(1957年)の音楽を作曲していくことになる。またクラシックの作曲家としても、『Symphony No. 3 “Kaddish”』(1963年)、旧約聖書の詩を使った『Chichester Psalms』(1965年)、自由奔放な『Mass』(1971年)といった交響曲や合唱曲で、宗教的、哲学的なテーマを探求した。一方、ニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督としての活動(1958~1969年)はバーンスタインのコミュニケーション能力を生かす絶好の場となる。バーンスタインは、彼がマーラーに匹敵するシンフォニストと考えていたシベリウスの魅力を熱心に伝え、新作の委嘱を熱心に行い、さらにはCBSのテレビ番組「Young People's Concerts」の司会も務めた。1989年のベルリンの壁崩壊を受けて、東西ベルリンからのメンバーを含む国際的なオーケストラと共にベートーヴェンの『第九』を演奏したコンサートは伝説となり、偉大な音楽家はその翌年の1990年にこの世を去った。
- 出身地
- Lawrence, MA, United States
- 生年月日
- 1918年8月25日
- ジャンル
- クラシック