平井 堅

必聴アルバム

  • THE CHANGING SAME

ミュージックビデオ

アーティストプレイリスト

もっと聴く

  • 平井 堅

平井 堅について

歌を愛し、歌に生きるシンガーソングライター、平井堅。彼は自らを“歌バカ”と称する。1972年、大阪生まれ。横浜の大学に通いながらライブハウスなどでシンガーとしての活動を始め、オーディションの入選を機に1995年にメジャーデビューした。 ソウル、R&B、ファンク、ゴスペルなどブラックミュージックに傾倒していた彼は、デビュー前から表現力、ソングライティング力ともに確かな実力を備えていた。デビューしてすぐにヒットに恵まれたわけではなかったが地道な活動を続け、2000年発表のシングル「楽園」でブレイクした。実力派R&Bシンガーとして名をはせた後は、一つのイメージにとらわれることなく次々と新たな境地を切り開いていく。ベイビーフェイスが初めて日本人をプロデュースしたことで話題となった「Missin’ you ~It will break my heart~」、濃度の高いファンク「Strawberry Sex」、誰もが知る童謡を情緒豊かに歌った「大きな古時計」(いずれも2002年発表)。まったく違うタイプの楽曲を立て続けにリリースし、音楽への飽くなき探究心を示した。2004年には、純愛映画の主題歌となったセンチメンタルなバラード「瞳をとじて」が爆発的なヒットを記録。映画とともに社会現象を巻き起こし、この年に最も売れたシングルとなった。平井堅のライフワークといえるコンセプトライブ“Ken’s Bar”も彼を語るうえで欠かせない。1998年に小規模のライブハウスで初開催されたこのライブシリーズは、会場をバーに見立てた大人向きの演出で人気を呼び、アリーナ、ドームへと会場の規模を拡大していった。極上のシチュエーションで歌を楽しんでもらいたいという彼の思いがすみずみまで反映された“Ken’s Bar”は、さまざまな形態を取りながらほぼ毎年開催されている。涙を誘うバラードからユーモアたっぷりの異色ナンバーまで幅広い作風を持ち、40代を迎えたころから内省的なテーマを表現する楽曲も増えた。2021年、アルバム『あなたになりたかった』を発表した際に、彼はApple Musicにこう語った。「僕らは決していい時代とはいえない今を生きている。その片隅にいるいろんな人にピンスポットを当て、物語を紡ぎたいと思っています」歌を愛し、歌を通して人や時代を描いてきた平井堅。その歌はキャリアを重ねるごとに豊かに味わい深くなっていく。

出身地
Osaka, Japan
生年月日
1972年1月17日
ジャンル
J-Pop

国または地域を選択

アフリカ、中東、インド

アジア太平洋

ヨーロッパ

ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ