相川七瀬

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相川七瀬について

1990年代半ばに登場し、シャープな歌声とどこか孤独そうな表情を見せるビジュアルで多くの人々を魅了したシンガー、相川七瀬。その歌は、時に優しく、時に攻撃的でもあったが、常に陰影を感じさせる部分があった。そして彼女は新たな世紀を迎えても歌を続け、ファンの心にパワーを与えている。相川の歌は、まだバブル景気の残り香が漂う音楽シーンでもダークな質感を持ち、そこにはロック的な力強さが宿っていた。これは1995年のデビュー曲「夢見る少女じゃいられない」でも、ドラマ性の高いミディアムナンバー「恋心」でも、あるいは「BREAK OUT!」や「彼女と私の事情」でも共通している。歌番組に出てもほとんど笑うこともなく、ステージに立てば迫力のある歌声を聴かせ、そこではマイクスタンドを蹴り上げながら叫ぶこともあった。彼女には不良性のような、決していい子ではない気概があったのだ。それは既存の枠からはみ出そうなもので、同時代のシンガーたちと並ぶといっそう異彩を放っているように見えた。そのたたずまいは、まるで相川自身の内面を吐露しているかのようだった。時を経て、彼女は家族との生活を送りながら、シンガーとしての活動も続けている。2014年リリースの「桜舞い降りる頃、涙色 feat. mayo」では岡本真夜と見事な共演を実現させた。そして美しいメロディを持つこの歌でもロックを感じさせる相川七瀬は、やはりJ-Popの枠を押し広げたシンガーなのだ。

出身地
Osaka, Japan
生年月日
1975年2月16日
ジャンル
J-Pop

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