深い森の奥へと誘うような神秘的な歌声の持ち主、AURORA。1996年にノルウェーに生まれ、豊かな自然に囲まれて育った彼女は、2015年にデビューEP『Running with the Wolves』をリリース。無垢（むく）な子どもの歌声にも、太古からよみがえった旋律にも聞こえるイマジネイティブなエレクトロフォークは、ビリー・アイリッシュなどのアーティストにも影響を与えた。デビューアルバム『All My Demons Greeting Me As a Friend』（2016年）は本国ノルウェーのチャートで1位を獲得。その後も聖歌隊とコラボレートするなど、独特のAURORAワールドは深化し続けている。映画『アナと雪の女王2』（2019年）にも“不思議な声”役で出演し、メイン楽曲「イントゥ・ジ・アンノウン」を手掛けた。