BAD HOP

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BAD HOPについて

「日本においてヒップホップカルチャーを築こうとする姿勢が大事だと思うし、自分たちがその姿勢を次世代に示していく存在にならなければ、と思う」。日本でも有数の工業地帯として知られる川崎で生まれたラップグループBAD HOPのYZERRは、2020年のサードアルバム『BAD HOP WORLD』リリース時に、Apple Musicにこう語った。彼と、双子の兄であるT-Pablowを筆頭に、Tiji Jojo、Benjazzy、Vingo、Bark、Yello Pato、G-K.I.Dの8MCで構成されるこのグループは、2014年に活動を始めて以来、その意識を高く持ち続けた。 自主制作したミックステープを日本中に無料配布して話題を集めた彼らは、2017年にフルアルバム『Mobb Life』を送り出す。2018年には、8人全員でマイクリレーを繰り広げる「Kawasaki Drift」で幕を開けるミニアルバム『BAD HOP HOUSE』をリリース。T-Pablowがキックする“川崎区で有名になりたきゃ人を殺すかラッパーになるか”というパンチラインは、彼らのハードなバックグラウンドを想起させるだけでなく、ラッパーとしての揺るぎない覚悟を表すのに十分なインパクトを残した。 さらに同年、インディペンデントで活動するアーティストとしては異例の日本武道館でのワンマンライブを実現させるタイミングで、EP『BADHOP ALLDAY vol.2』を発表。2019年には、Murda Beatz、Metro Boomin、Mike WiLL Made-It、Mustard、Wheezy、Turboというトッププロデューサーの面々を起用し、ロサンゼルスでレコーディングしたEP『Lift Off』をリリース。極上のビートの上でも臆することなく、細部まで研ぎ澄まされたリリック、フロウを各メンバーがその個性を生かして披露し、世界基準という彼らのビジョンを確固たるものとした。 2021年には、冒頭のサードアルバムをアップデートする形で『BAD HOP WORLD DELUXE』を発表。新しく追加された曲にはLEXやLeon Fanourakisといった彼らより若いMCも客演として参加しており、「自分たちがその姿勢を次世代に示していく存在にならなければ」という言葉を体現する動きを披露した。 2023年の春、彼らが大トリを務めた大型イベントのステージ上で突如、翌年のグループ解散を発表。2024年2月にラストアルバム『BAD HOP』をリリースし、日本のヒップホップアーティストとして初めて東京ドーム公演を成功させ、華々しい最後の姿を満員の観客の目に焼き付けた。幼なじみたちと抱いた大きな夢を一つずつ現実の目標に変え、仲間を信じて共に駆け抜けた彼ら8人が成し遂げた偉業の数々は、確実に次世代へと語り継がれていくだろう。

出身地
Kawasaki, Japan
結成
2014年
ジャンル
ヒップホップ/ラップ

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