ビリー・ジョエル

ビリー・ジョエル

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必聴アルバム

  • An Innocent Man
  • Glass Houses
  • 52nd Street
  • The Stranger

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ビリー・ジョエルについて

分かりやすく、真摯で、感傷的であることをいとわない。ビリー・ジョエルは、依然として真のポップミュージックの表現者であり続ける。ロングアイランドのレビットタウン郊外に造られた、戦後の建築ブームのひな型だった町で育ったジョエルは、ロサンゼルスで音楽活動を始め、ウィルシャー大通りにあるバーの専属シンガーとして短期間働いていた。この時の経験を歌ったのが彼の代表曲「Piano Man」だ。その後、最大級の成功を収めるポップスターへの道を歩んでいく中で、1982年の『The Nylon Curtain』のような内省的なシンガーソングライターの作品に、「The Longest Time」や「It’s Still Rock and Roll to Me」のような1950年代のダンスパーティーを思わせるノスタルジアをつなぎ合わせ、演劇的でいかにもアメリカらしいサウンドを生み出した。そのサウンドは、ピアノバラードのシンガーだけでなく、後のブルーノ・マーズやレディー・ガガといった好奇心旺盛なポップアーティストにも共鳴していく。1990年代になるとジョエルはツアーにエネルギーを注ぐようになり、2010年代になってもその人気は衰えず、マディソン・スクエア・ガーデンで100回を超える公演を行い、その多くがソールドアウトになった(1970年代半ばにロングアイランドに戻ったジョエルは会場までヘリコプターで通っていた)。友人のブルース・スプリングスティーンと同様、ジョエルには庶民的な雰囲気があり、大スターでありながらも大衆の希望や失望を深く理解している。ポピュラーミュージックの可能性を信じてやまない、誇り高きエンターテイナーである彼は『ローリング・ストーン』誌のインタビューで自身の仕事をこう振り返っている。「僕たちがスタジオ入りして、曲がミックスされて、やがてそれが車のラジオから聞こえて人々に届く。僕たちは一緒にステージに立つのも好きだ。自分は人を楽しませるために存在するんだという事実を絶対に忘れちゃいけない。観客はアートが見たくてお金を出すわけじゃない。ただじっとしてビリー・ジョエルでいるだけじゃ、お金はもらえないんだ」

出身地
Bronx, NY, United States
生年月日
1949年5月9日
ジャンル
ロック

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米国およびカナダ