フォール・アウト・ボーイ

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フォール・アウト・ボーイについて

フォール・アウト・ボーイはポップパンクの様相を一変させたが、そのすべてはサイドプロジェクトから始まった。2001年、もともとシカゴ郊外のハードコアシーンで活動していたベーシストのピート・ウェンツとギタリストのジョー・トローマンが一緒に組んで新しいバンドを始めると、そこに間もなくボーカリストのパトリック・スタンプとドラマーのアンディー・ハーレーが加入。すぐに動き出した彼らは、セルフタイトルのデモを作り、ブッキングできるライブには一つ残らず飛び付いた。こうしたDIY精神はやがて実を結び、その後も彼らのキャリアの指針であり続けた。例えばスタンプとウェンツがインディーレーベルのDecaydance Records(現在の名称はDCD2)を立ち上げたのは、メジャーレーベルとの契約を獲得して2005年の『From Under the Cork Tree』がチャートを急上昇した後のことだ。「Sugar, We’re Goin Down」や、2007年の『Infinity On High』からの「サンクス・フォー・ザ・メモリーズ」といったヒットシングルの数々は、ハイパーなパンクのリフと、ウェンツが書く冗長で機知に富んだ歌詞、それを歌い上げるスタンプの鋭くもソウルフルなボーカルでリスナーを魅了した。そうした音楽性がその後もフォール・アウト・ボーイの作品を貫き続けた一方で、もう一つ彼らの武器となったのが鋭いポップ感覚と雑食性だった。Pharrell Williams、リル・ウェイン、ミーゴス、リル・ピープといったラップ界のスーパースターの面々とコラボレートしたり、ピート・ローズやユマ・サーマン、ブリトニー・スピアーズを歌詞に登場させたり、ロシアの作曲家やスザンヌ・ヴェガ、モトリー・クルーのサウンドをこっそり忍ばせたり、グラムメタルからヒップホップ、ダブステップ、ファンク、ソウル、レゲエ、EDMまでさまざまな要素を取り入れることで、あらゆる音楽の壁を打ち破ってきた。その過程で、彼らはtwenty one pilotsといったジャンルを超えた次世代のヒーローたちに対して道を切り開いただけでなく、パニック!アット・ザ・ディスコをはじめとするDCD2の契約アーティストに、自力でポップパンク革命を起こしていく基盤を与える役割も担っている。

出身地
Wilmette, IL, United States
結成
2001年
ジャンル
オルタナティブ

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