全身全霊のパフォーマンスで日本中に熱い思いを届けるFUNKY MONKEY BABYS。2004年元日、東京都八王子市出身のファンキー加藤、モン吉、DJケミカルの3人で結成。2006年にシングル「そのまんま東へ」でメジャーデビュー、ジャケットに東国原英夫（当時の芸名は“そのまんま東”）を起用したことが話題となった。青春の熱を感じさせる「告白」（2008年）、働く大人たちへエールを送る「ヒーロー」（2009年）、高校野球の応援ソングに起用された「あとひとつ」（2010年）。胸に真っすぐ届くストレートなメッセージソングを数多く放ち、国民的な人気を得る。シングルジャケットやミュージックビデオに芸能人やスポーツ選手を起用した点も、彼らの親しみやすさにつながっていた。飾らないキャラクターも魅力で、ライブではがむしゃらなパフォーマンスで胸を熱くした。2009年に初の日本武道館公演を開催し、その翌年は横浜アリーナ公演2daysを成功させる。2011年には初の東京ドーム公演を予定していたが、東日本大震災の影響により中止となってしまう。日本中が大きな悲しみに包まれたこの年、3人は歩みを止めずに自分たちができることを考え、力の限りを尽くして歌を届けた。なかでも「あとひとつ」は、苦境から一歩踏み出す人々の心を励まし、勇気づけた。高い人気を得る中、DJケミカルが実家の寺を継ぐ準備に入るため、2013年のツアーをもって解散。ラスト公演は東京ドーム2daysで10万人を動員した。そして2021年3月11日、東日本大震災から10年を迎えた日に3人そろって一夜限りの復活を果たす。さらに活動再開を望む声を受けて、ファンキー加藤とモン吉の2人で“FUNKY MONKEY BΛBY’S”と改名して再始動することが発表された。