ONE OK ROCK

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ONE OK ROCKについて

自分たちのやり方で自分たちの音楽を追い求め、世界を股にかける存在に。ONE OK ROCK、通称ワンオク。彼らのストレートな音楽は、楽しければ楽しいと歌い、切ないことは切ないとつぶやく。そこにうそや作り事はない。例えばドラマチックなバラード「Wherever you are」は、ファンの人気が高いのはもちろん、結婚式で多く使われていることでも知られるが、おそらくその理由は、大切な人に愛情を誠実に、真っすぐに伝える歌だから。基本的に彼らの歌は、裏の意味や暗喩を潜ませない。聴いたまま、響いた音そのものを直に感じるべき音楽なのだ。この明快さにはメンバーたちの実直な人間性が反映されていると思われ、特にボーカルのTakaのポジティブさ、何事に対しても前を向いていこうとする姿勢は、その象徴といえる。そんな彼らの音楽性は、徐々に変わりながら進化してきた。2007年にメジャーデビューをしてからの数年間は、ミクスチャーロック的な感覚とともに、どこか和の要素が強く、いわば歌謡曲的なメロディが多かった(Takaはこれについては両親からの影響があると認めている)。2010年リリースのアップリフティングな「完全感覚Dreamer」でもその傾向はうかがえるものの、この時期からのワンオクは精力的なライブ活動もあり、アリーナ級の会場を満員にするなどの実績を上げながら、演奏の強靭(きょうじん)さを増していった。よりラウドに、よりタフに。アルバム『人生×僕=』(2013年)ではエモやポストハードコアといった激しさに振れた方向性を示し、続く『35xxxv』(2015年)ではさらに爆発したサウンドの獲得に成功した。かねてから海外でのライブも敢行していた彼らは、このころにはワールドワイドな契約を果たし、活動の拠点を海外に移行。制作においてインターナショナルなスタッフをそろえ、英語の歌詞が増えるなど、作品自体が世界を志向するものになっていった。スケールの大きな「We are」や「Wasted Nights」はこうした意識の広がりの中で生まれてきたアンセムである。世界を股にかけた活動とともに、日本ではスタジアムクラスのバンドになったワンオク。しかしメンバーたちがステージで時折見せる飾らないキャラクターや屈託のない表情は、もともとはギタリストにしてリーダーのToruが高校時代に結成したバンドだという事実を感じさせてくれる。地上波のテレビにはほとんど出演せず、完全に自分たちのやり方で一流のバンドとなった彼ら。そんな中での純粋さ、実直さは、彼らの音楽とたたずまいに、常に感じることができる。それがONE OK ROCKのロックな姿勢なのだ。

出身地
Tokyo, Japan
結成
2005年4月
ジャンル
ロック

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