最新リリース
- 2023年2月3日
- 25曲
- Janet. · 1993年
- All for You · 2001年
- All for You · 2001年
- Rhythm Nation 1814 · 1989年
- The Velvet Rope (Deluxe Edition) · 1997年
- Rhythm Nation 1814 · 1989年
- Control · 1986年
- Females in Hip Hop/RnB · 1997年
- Scream · 1995年
- Janet. · 1993年
必聴アルバム
- 1993年
- 「Control」収録の"Nasty"で試みたインダストリアル風なサウンドは、アグレッシブでチャレンジ精神に溢れており、それを見事に自分のスタイルにしてしまうジャネットの才気を証明する作品だった。本作はサウンド、ビートともこの前作よりさらに突き詰めた内容で、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの"Thank You"を下敷きにしたタイトル曲は、絶大なインパクトを放つ。ほかにも"Escapade"、"Alright"といったシングル曲で聴くことのできるビートやグルーヴの斬新さは時代を超えて新鮮だ。さらにロッキッシュな"Black Cat"、美しいバラード"Come Back to Me"など名曲が満載。ジャネット、そしてアルバムをプロデュースしたジェイムズ・ハリスIIIとテリー・ルイスをネクストレベルへ押し上げた記念すべき作品。
- ジャクソン家の偉大なる兄と同様、ファーストネームのみで世界に通用するポップスターとしての名声は、次作「Rhythm Nation 1814」で不動のものとなるが、1986年にリリースされた本作の成功なくしてその後のブレイクはあり得なかった。鍵を握るのはプロデュースを務めた、ジェイムズ・ハリスIIIとテリー・ルイス。本作での手腕が高く評価され、1987年のグラミー賞においてプロデューサー部門にノミネート、プリンスの舎弟的存在から大物プロデューサーチームへと飛躍する。表題曲をはじめ"Nasty"、"What Have You Done for Me Lately"、"When I Think of You"といった多くのヒットナンバーを収録。キャッチーなサウンドで一般的な評価を確立するが、時に思いのほか硬派なファンクサウンドを聴かせる。
- 2015年
- 2008年
- 2006年
- 2004年
- 2001年
- 2022年
- 2018年
- 2016年
- 2016年
アーティストプレイリスト
- R&Bとポップミュージックの最先端を走り続ける、世界的スーパースター。
- 多くの女性アーティストがインスパイアされた、極上のエンターテインメント映像。
- ポップから先鋭までを横断する、現代のフィメールアイコンたちの源流。
- 2018年
ベストアルバム、その他
- 2010年
- 2009年
ジャネット・ジャクソンについて
光り輝く声と強い精神を持つR&Bファミリーの一員、ジャネット・ジャクソン。彼女は、ハードに打ちつけるビートとゴージャスなラブソング、そしてもう一つ、1989年の大ヒット曲「Rhythm Nation」の歌詞にあるように、世界が“より良い生き方(a better way of life)”を見つける力になるというコミットメントをもって、20世紀後半のポップを定義づけた。1966年にインディアナ州ゲーリーで生まれたジャネットは、ポップスターの兄たちから離れ、1970年代末の画期的なシットコム『Good Times』でペニーを演じ、最初はテレビで有名になった。1982年にセルフタイトルのデビューアルバム『Janet Jackson』をリリースしたが、真の実力は1986年にリリースされた3作目のフルアルバム『Control』で発揮された。激しい自己宣言で“ナスティ”(アルバム収録曲「Nasty」)な男たちをしかりつけ、当時生まれたばかりのニュージャックスウィングをポップのメインストリームへ送り込んだ。その後何年にもわたり、ジャネットはサウンドにおいても歌詞においても、その境界線を押し広げ続けた。例えば、1989年の『Rhythm Nation 1814』では政治的な意識と甲高いロックギターの響きを加え、ジョン・シングルトン監督の映画『ポエティック・ジャスティス/愛するということ』への出演とも重なった1993年の『Janet.』では性的自立を宣言し、1997年の『The Velvet Rope』では良い面も悪い面も含め、本音を前面に打ち出した。こうしたアルバムのすべてに時代を定義づけるシングルが詰め込まれ、明るい雰囲気のラブソング「Love Will Never Do (Without You)」やエネルギッシュな「イフ」、ジョニ・ミッチェルをサンプリングしたチルな「Got 'Til It's Gone」などがヒットした。明らかに彼女にインスパイアされた若い世代のR&Bアーティストが続々とポップ界に進出する中、ジャネット・ジャクソンは革新を続けた。2000年代にはザ・ドリームやカニエ・ウェストといった旬のアーティストと共演し、2015年の『Unbreakable』は愛と品格、そしてポップの未来を見据えながら自身の輝かしい過去を思い起こす音楽とともに、30年以上にわたる彼女の軌跡を振り返る大作となった。
- 出身地
- Gary, IN, United States
- 生年月日
- 1966年5月16日
- ジャンル
- ポップ