肩の力が抜けたリラックスしたラップを洗練されたシンプルなトラックの上で聴かせるスタイルで、シーンでもユニークな存在感を放つ福岡県出身のラッパー、maco marets。Small Circle of Friends/STUDIO 75の東里起をプロデューサー／トラックメイカーに迎えた2016年の『Orang.Pendek』、2018年の『KINŌ』、2019年の『Circles』の3作で高い評価を得ると、コロナ禍の2020年には“人とのつながり”を意識したという『Waterslide III』でTOSHIKI HAYASHI(%C)、TiMT、浮らとのコラボレーションを実現、アーティストとしての豊かな感性と確かな表現力の広がりを強く印象付けた。控えめでありながら心地よく頭に残るリリカルな言葉のセンスも魅力。