最新リリース
- 2024年4月15日
- 1曲
- GOOD TIMES · 2007年
- GOOD TIMES · 2002年
- グッジョブ! · 2001年
- MASTERPIECE · 2004年
- ネオンライツ (feat. WISE & おかもとえみ) - Single · 2024年
- SLY - EP · 2013年
- GOOD TIMES · 2004年
- GOOD TIMES · 2008年
- POPCORN NANCY /JUMP with chay /いつまでも · 2015年
- GOOD TIMES · 2004年
必聴アルバム
- ヒップホップを日本の一般レベルにまで知らしめた筆頭格であるRIP SLYME。その起爆剤となったのがグループ史上屈指の成功を収めたこのメジャー2作目だ。まさにファンキーでゴージャスな"FUNKASTIC" 、ラテンのノリが夏の情感を漂わせる"楽園ベイベー"といった2002年のメガヒット曲を収めている。アルバムとして特筆すべきは多数のゲストを迎えていることで、たとえば生演奏の一部に西海岸のファンクバンドのBreakestraを招くなど、そのスタイルは奔放。サウンド面での要であるDJ FUMIYAは、かつてはアコースティックな音使いに特徴を見せていたが、ここでは派手な大ネタをてらいもなく駆使。その自由きわまりないリズム感覚とカラフルな音色によるポップな突き抜けぶりがすがすがしい。 "奇跡の森"ではシンガーソングライターの森広隆とコラボを試み、 "花火"ではかねてから交流のあったDragon AshのKjがベースで参加。また、4MC+1DJの全員がソロで制作した曲を披露しているのもポイントで、たとえばRYO-ZはベテランキーボーディストのKyonとともにマディ・ウォーターズの有名曲"Mannish Boy"を解釈している。トータルで心地良く流れるビートの温度、その背景にあるほんのりとした哀愁のマッチングもまた彼らの持ち味で、フレンドリーな魅力が炸裂した作品だ。
- 2015年
- 2013年
- 2011年
- 2009年
- 2007年
- 2006年
- 2004年
ミュージックビデオ
- 2009年
- 2009年
アーティストプレイリスト
- リスナーを楽しませるポップなヒップホップシーンを作り出した第一人者。
- 多彩な音楽性と揺るぐことなきヒップホップ観を支えるバックボーン。
- 確かなスキルと軽やかなポップセンスを併せ持つ、日本語のヒップホップの系譜。
ベストアルバム、その他
- 2010年
- 2010年
- 2005年
RIP SLYMEについて
日本のヒップホップアルバムで初めてミリオンヒットを記録したのは、RIP SLYMEが2002年にリリースした『TOKYO CLASSIC』だった。「楽園ベイベー」「FUNKASTIC」といったヒット曲が収録されたこのメジャーセカンドアルバムは、ラッパー4人による軽やかなマイクリレーとダンサブルなサウンドで、ラップの楽しさを日本中に浸透させることに成功。RYO-Z、PES、ILMARI、SUのラッパー4人とDJ/プロデューサーのDJ FUMIYAの5人組は、2000年代の音楽シーンを代表するヒップホップアーティストとして幅広く認知される存在になった。軽快なサウンドとラップが織りなすコンビネーションが爽快感や多幸感をもたらすRIP SLYMEの音楽。その魅力は、爽やかなギターのサウンドが印象的な開放感あふれるトラックと、歌うようなフロウも交えたリズミカルなラップがさく裂した「楽園ベイベー」に代表される。軸には確固としたヒップホップマナーがありながらポップに楽しく料理してみせるセンスが絶妙で、まだまだラップが一部のリスナーしか認知されていなかった時期に、ラップすることの楽しさをストレートに広めた功績はとても大きかった。もともと、RHYMESTER、EAST END、KICK THE CAN CREW、Mellow Yellowといったアーティストによるヒップホップクルー、FUNKY GRAMMAR UNITの一員として東京のアンダーグラウンドシーンで活躍したグループで、ヒップホップグループとしての実力は折り紙付き。1998年にインディーからリリースしたアルバム『Talkin' Cheap』の時点で、アメリカの西海岸のシーンで活躍していたファーサイドやFreestyle Fellowshipに代表されるようなニュースクールのアーティストからの影響を巧みに取り入れたリラックスしたサウンドとラップはシーンでも高く評価されていた。日本のヒップホップグループとして初となる日本武道館公演や5万人規模の野外ライブを行い、ロックフェスティバルでもヘッドライナーを務めるなどヒップホップの枠を超えて成功を収めた彼らは、2000年代の大ブレイクの後もさまざまなスタイルのダンス/クラブミュージックのエッセンスを取り入れながらコンスタントにアルバムをリリース。ギタリストの布袋寅泰との「BATTLE FUNKASTIC」(2006年)、くるりとの「ラヴぃ」(2006年)といったコラボレーション曲などを含めて、多彩なサウンドで幅広い層のリスナーを楽しませている。
- 出身地
- Japan
- 結成
- 1994年
- ジャンル
- ヒップホップ/ラップ