最新リリース
- 2024年4月5日
- 1曲
- Tha Carter III · 2008年
- Tha Carter IV (Complete Edition) · 2011年
- Tha Carter III · 2008年
- Mac & Cheese 5 · 2024年
- スーサイド・スクワッド(オリジナル・サウンドトラック) · 2016年
- Bless - Single · 2024年
- スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース (オリジナル・サウンドトラック) · 2023年
- Love Me (feat. Drake & Future) - Single · 2013年
- Relapse: Refill · 2009年
- スパイダーマン:スパイダーバース (オリジナル・サウンドトラック) · 2018年
必聴アルバム
- 1999年のソロデビュー以降、ダーティーサウスと呼ばれる南部のシーンを代表するラッパーとして活躍してきたニューオーリンズ出身のリル・ウェイン。本作は彼が2005年に発表し、全米アルバムチャートで2位を記録した通算5作目のオリジナルアルバムだ。タイトルからもわかるように、前作「カーター」の続編としてリリースされた。前作ではマニー・フレッシュが収録曲の大部分をプロデュースしていたが、本作ではDVLPやクール・アンド・ドレといった新鋭のプロデューサーを多数起用。多彩なサウンドの上で披露される変幻自在なフロウとライミングからは貫禄すら感じられる。ロビン・シックをフィーチャーして彼の"Oh Shooter"をリメイクした"射撃手"、エリック・B&ラキムのクラシック"Paid In Full"をサンプリングした"オレはDボーイ"など、聴きどころが多い充実した内容に仕上がっている。
- 2004年
- 2023年
- 2021年
- 2020年
- 2020年
- 2015年
- 2015年
アーティストプレイリスト
- ロックのエッセンスも取り入れる、Cash Money Recordsの代表ラッパー。
- 客演も超豪華、ダーティーサウスを代表する人気ラッパーの強力なビデオの数々。
- 南部のシーンを代表する人気ラッパーの変幻自在のフロウを味わおう。
- 個性的なサウンドとラップで人気の実力派ラッパー登場後のシーンの広がりを知る。
- 10代から南部を代表する存在として活躍する個性派ラッパーのルーツをたどる。
ベストアルバム、その他
- 2023年
- 2022年
- 2020年
- Alonestar
- Dirty Audio
- Moni Meechi, Davis Chris & Mr Foster
ラジオ番組
- Weezyことリル・ウェインが、音楽、スポーツ、コメディ界の有名人たちと会話。
リル・ウェインについて
リル・ウェインがB.G.の1995年発表のアルバム『True Story』で12歳の若さでデビューした時、彼の世代の最高のラッパーの一人になるかどうかは明らかではなかった。彼は聡明で面白いだけでなく、豪語がメインのクラシックなラップを、詩人が書くような突飛な比喩や満天の星のような思考と併せて提供する独自のスタイルを持っていた。言い換えると、ウェインはハイになるだけでなく、そこで数々のスターを食らったのだ。しかも彼はただラッパーたちをガツガツとむさぼり食ったのではなく、ラップの従来のボキャブラリーを限界まで拡大し、彼らがどんなふうに負けを感じるかを不快になるほど生々しく詳細に語ってみせたのだった。「だから俺はすべての曲で“ホリーグローブ”と叫んでる(“That’s why I holler ‘Hollygrove’ on each and every song”)」。ニューオーリンズの貧しい地区、ホリーグローブで育った彼は、アルバム『カーターⅡ』の「フライ・イン」で、こうラップする。リル・ウェイン(本名Dwayne Carter、1982年生まれ)は、8歳か9歳の時にライムを書き始め、Cash Money Recordsの共同創設者であるBryan “Baby” Williamsの携帯の留守電にしつこくフリースタイルのラップを送りつけて、 Williamsに注目されることになった(2015年になっても、ウェインは彼の番号を暗記していた)。短命ながらも影響力があったHot Boysに、JUVENILE、B.G.、タークといったCash Money所属のラッパーたちと加入した後、ウェインはいち早くソロ活動に乗り出して成功し、一層メインストリームに切り込んでいきながら、常に進化し続けるリリシズムを開拓していった。2000年代、彼は目まぐるしくアルバムとミックステープを発表した。どの作品も過激でありながら人気を誇っていたが、その中でも『Tha Carter』シリーズは群を抜いて優れていた。そして2005年には、多忙な中、彼は何とか時間を作ってYoung Money Entertainmentを設立し、多くの人々がその存在を知る前に、ニッキー・ミナージュやドレイクと契約したのだった。2010年代に入り、ライカーズ刑務所での1年の刑期を含む数々の法的な問題や、てんかんと診断されるなどといった健康問題、さらに彼のレーベルとの意見の不一致に悩まされたウェインは、出だしは苦労していたものの、ほぼペースを落とすことなく一連のアルバムとミックステープを発表し(T-ペイン、2チェインズと組んだフルレングスのコラボレーションもあった)、彼の果てしないイマジネーションを掘り起こし続けた。2018年の『Tha Carter V』が最後のアルバムになると発言するなど、一時は引退をほのめかすこともあったが、たとえそれを実行に移したところで彼が与えたインパクトはすでに多方面へと広がっている。ヤング・サグからミーゴス、 タイラー・ザ・クリエイター、チャンス・ザ・ラッパーに至るまで、我が道を行くアーティストは誰もが、彼の影響を受けているのだ。
- 出身地
- New Orleans, LA, United States
- 生年月日
- 1982年9月27日
- ジャンル
- ヒップホップ/ラップ