- Late Night Tales · 1989年
- Phases · 1989年
- Music for 18 Musicians · 1998年
- Phases · 1989年
- Music for 18 Musicians · 1998年
- Phases · 1989年
- New Sounds in Electronic Music · 1967年
- Phases · 1989年
- Colin Currie & Steve Reich Live at Fondation Louis Vuitton · 2019年
- Music for 18 Musicians · 1998年
- Early Works · 1987年
- Music for 18 Musicians · 1998年
- Music for 18 Musicians · 1998年
必聴アルバム
- 2024年
- 2023年
- 2023年
ミュージックビデオ
- 2011年
アーティストプレイリスト
- 先鋭で多彩な展開を見せるミニマルミュージックの世界。その先駆者の魅力に迫る。
スティーヴ・ライヒについて
スティーヴ・ライヒはミニマルミュージックの巨匠の一人だ。1960年代から1970年代にかけての前衛音楽シーンをけん引した彼の作曲手法は、やがて幅広いジャンルの音楽に影響を与えるようになった。1936年にニューヨークで生まれたライヒは、ピアノとドラムを学び、バロック音楽とジャズの両方に興味を持つようになる。コーネル大学とジュリアード音楽院を経て1960年代の初頭にミルズカレッジに進学した彼は、イタリアの先鋭的な作曲家ルチアーノ・ベリオに師事し、実験音楽の世界に足を踏み入れた。その後、Pauline Oliverosやテリー・ライリーをはじめとする先鋭的な作曲家たちを含む伝説的な前衛音楽家集団であるSan Francisco Tape Music Centerと関わるようになった彼は、ライリーによるミニマルミュージックの記念碑的な作品「In C」にも参加している。そしてライヒは1960年代の半ば、スポークンワードの短い断片をリピートしたり重ねたりすることで印象的な効果を出すミニマルなテープループ作品「It's Gonna Rain」と「Come Out」で独自の境地を切り開く。1970年代には、打楽器奏者としてのバックグラウンドと、アフリカやバリの音楽への深い関心から、代表作となった「Music for 18 Musicians」や「Clapping Music」「Drumming」など、互いに位相を合わせたりずらしたりしながら重なり合ういくつもの短いフレーズから成る楽曲を生み出している。これらの作品はミニマルミュージックという新たな潮流にエネルギーを注ぎ込み、さらには1980年代のエレクトロニック・ダンスミュージックやニューウェーブにも影響を与えた。そして、ホロコーストをテーマにした「Different Trains」(1988年)は大きな反響を呼び、彼の知名度はさらに高まった。ライヒは21世紀に入っても、彼が起こした革新によって大きく変化した音楽界において、自身の音楽にさらに磨きをかけている。
- 出身地
- New York, NY, United States
- 生年月日
- 1936年10月3日
- ジャンル
- クラシック