最新リリース
- 2024年2月3日
- 36曲
- Brilliant Corners (Remastered) · 1957年
- Brilliant Corners · 1957年
- Monk's Dream · 1963年
- Best of Smooth Jazz Select 50 (全曲オリジナル! ベスト・スムース・ジャズ・セレクト50) · 2010年
- Round Midnight · 1957年
- Genius of Modern Music, Vol. 1 · 1947年
- Solo Monk (Expanded Edition) · 1963年
- Thelonious Himself (Remastered) · 1957年
- Solo Monk (Expanded Edition) · 1962年
- Solo Monk (Expanded Edition) · 1963年
必聴アルバム
- 1968年
- 1967年
- 師弟関係にあったセロニアス・モンクとジョン・コルトレーンの共演を捉えた歴史的スタジオ録音。コルトレーンは、1957年から1958年にモンクのグループに参加、NYのライブハウスFive Spot Cafeを中心に多くの熱演を繰り広げた。この作品は、1957年7月、当時のメンバーで録音した3曲に「Monk’s Music」の未発表セッション2曲、「Thelonious Himself」からのアウトテイク"Functional (Take 1)"、同アルバム収録の"Monk's Mood"を加えたもの。最大の聴きどころは、モンク、コルトレーン、Wilbur Ware(B)、シャドウ・ウィルソン(Dr)のカルテットによる"Ruby, My Dear"、"Trinkle, Tinkle"、"Nutty"の3曲。師匠から多くの表現方法を学び、演奏家として飛躍的に成長することで、1960年代初頭から次々に名盤を世に送り出したコルトレーン。このアルバムで、彼の若き才能の片鱗に触れることができる。
- 冒頭のタイトル曲が本作のカラー、ひいては摩訶不思議なモンクス・ミュージックを象徴している。フロントはソニー・ロリンズとアーニー・ヘンリーによるサックス二重奏で、不協和音を多用したイントロから早くも煙に巻かれたように感覚だ。目まぐるしく展開し、頻繁なテンポチェンジが行われるこのナンバーは、自由奔放でありながら実は巧みに制御されているようでもある。構成の異質さ、うまさに気付かされると、セロニアス・モンクという異能の天才のサウンドはますます光り輝くものになるだろう。"Ba-Lue Bolivar Ba-Lues-Are"における重くルーズなピアノもやはり尋常ではない。だが、それゆえにジャズならではの感興が沸き上がるのも事実だ。ヒップでストレンジな、ジャズ濃度たっぷりの傑作。
- 2018年
- 1977年
- 1968年
- 1968年
- 1967年
ミュージックビデオ
アーティストプレイリスト
- ジャズ史に輝く独創性を貫いた孤高のピアニスト、作曲家。
- 共演曲や発掘、未発表テイクなど、さまざまな音源から音楽家としての真相に迫る。
参加作品
セロニアス・モンクについて
独自のタイム感と和声理論によって、独創的な即興演奏スタイルを確立したモダンジャズ界を代表するピアニスト/作曲家/バンドリーダー。1917年、ノース・カロライナ州生まれ。幼い頃にニューヨークへ移り、ピアノと出会い、数年間音楽教育を受ける。ジャズについては独学で習得。1940年代前半から、Minton’s Playhouseを拠点に、チャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーなど、ビバップのパイオニアたちとジャムセッションを繰り広げてブレイク。1947年には、ブルーノート・レコードと契約、そこで初めて多くのオリジナル曲が録音され、中でも名曲「ラウンド・ミッドナイト」は、マイルス・デイヴィスやエイミー・ワインハウスなど、幅広いアーティストにカバーされるスタンダードとなった。その後、Prestige Records、Riverside Records、Columbia Recordsなど、名門ジャズレーベルから作品をリリース、『Brilliant Corners』(1957年)、セロニアス・モンク・カルテット名義の『Monk’s Dream』(1963年)など、多くの名盤を残した。1982年に64歳でこの世を去るが、1993年にはグラミー賞の生涯業績賞を受賞、2006年には、“ジャズの進化に多大かつ永続的な影響を与えた”として、ピューリッツァー賞特別表彰を受けるなど、その偉大な功績は、ジャズというジャンルを超えてアメリカ音楽界の歴史に燦然(さんぜん)と輝き続けている。
- ジャンル
- ジャズ