ショーン・ポール

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ショーン・ポールについて

2000年代初頭、アメリカのラジオは新しいサウンドを求めていた。そんな中、クロスオーバーサウンドで最も成功を収めたのは、かつてはプロの水球選手だったというジャマイカ出身の青年だった。1973年にキングストンで生まれたショーン・ポール(本名Sean Paul Francis Henriques)は、1990年代半ばに水球から離れてマイクを握り、驚くほど親しみやすい単調なトースティングを軸に、ドライブ感のある堂々としたサウンドを展開した。たとえあなたがパトワ(ジャマイカの方言)を理解できなかったとしても、ダンスフロアを煽(あお)り、女の子たちを魅惑する彼の心情は伝わってくるだろう。ポールはその後、1996年以降のシングルを収録した2000年リリースのファーストアルバム『Stage One』によって、いくらかその名を知らしめたが、彼を世界的なスターダムに押し上げたのは、2002年の『Dutty Rock』だった。アルバムには「Get Busy」(このダンスフロアの永遠なる定番曲はリリースから20年後、動画共有サービスで新たなオーディエンスを獲得している)や「Gimme the Light」といった大ヒット曲が収録されていた。さらに2005年のアルバム『The Trinity』によって、ショーン・ポールは、Beyoncéやリアーナのようなアーティストにとっての格好のダンスホール・コラボレーターという地位を確固たるものにした。その後、10年の月日が過ぎる中で、チャート入りする機会こそ減ったものの、彼は自身のトレードマークである枠にとらわれない楽曲を発表し続けた。そして2016年にはシーアと共演した「Cheap Thrills」やDua Lipaと共演した「ノー・ライ」など複数のコラボレーション曲で大成功を収め、見事に復活を遂げた。どうやら世界は、ようやくショーン・ポールに追いついたようだ。ダンスホールのリディムがレゲトンに刺激を与え、さらにはアフロビーツに浸透し、その後、数年にわたってジャスティン・ビーバーやドレイクのようなポップアーティストにも影響を与えたことで、ショーン・ポールの需要は再び高まりを見せた。これまでミーゴスやJ. バルヴィンのようなアーティストの楽曲にもスターとして参加している。

出身地
Kingston, Jamaica
生年月日
1973年1月9日
ジャンル
レゲエ

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