SUM 41

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SUM 41について

1990年代後半のオルタナティブロックシーンは、Warped Tourで主導権を狙うような勢いのあるポップパンクバンドに事欠くことはなかったが、SUM 41はジャンルのルールを書き換えることで、その激しい競争を悠々と勝ち抜いていった。1996年にトロント郊外のエイジャックスで結成されたSUM 41。ボーカルのデリック・ウィブリーが放つ、愛らしくも生意気なNOFX譲りの歌声と、ギタリストのデイヴ・バクシュによるアイアン・メイデンばりの速弾き、そして猛スピードで突き進む楽曲にアクセントをもたらすドラマーのスティーヴ・ジョクスによるビースティ・ボーイズ風のライムやブレイクという、型破りなコンビネーションが功を奏して、すぐにIsland Recordsとの契約を獲得した。彼らはボーイズグループの戦略まで参考にして、ステージ上で息の合ったダンスを披露したこともある。しかし、人生がティーン向けのラブコメディで描かれるプールパーティーのシーンのようだった2000年代初頭には、「Fat Lip」「In Too Deep」のようなステージダイブ向けのアンセムがぴったりだった一方で、SUM 41の遊び心あふれる傲慢な態度は、やがて本物の不満に対する表現へと固まっていった。2004年の「We’re All to Blame」においては、対テロ戦争時代の不安を探求し、自分たちのルーツであるメタルにより力強く傾倒した。そして2010年代は、ウィブリーが命を落としかけたほどのアルコール依存症から回復する一方で、バンドの活動は減速。しかし、2010年代後半には5人組に強化されたSUM 41が登場し、2019年の猛烈なアルバム『Order in Decline』では、しらふになっても激しさはそのままに、ウィブリーはトランプ政権に照準を合わせてみせた。

出身地
Ajax, Ontario, Canada
結成
1996年
ジャンル
オルタナティブ

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