スティング

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スティングについて

ポリスのリードシンガーとしても、その後に続く長いソロ活動においても、シンガー/ソングライター/ベーシストのスティングは、1970年代後半以降、静かに影響力を持ち続けているアーティストの一人であり、洗練と折衷主義によってポップロックの表現形式を拡大させた。イギリスの労働者階級の街、ノーサンバーランドの造船所の近くで育ったスティング(本名:Gordon Sumner)は、1977年にポリスを共同で結成する以前は学校教師として働いており、夜はジャズバンドでベースを弾いていた。スティングというニックネームは、かつてライブで彼が着ていた黒と黄色のボーダーのセーターに由来している。ポリス自体はパンクバンドではなかったが、プリテンダーズやエルヴィス・コステロと同様にパンクのエネルギーを1970年代から1980年代にかけてのポップの領域に持ち込み、ジャズ、レゲエ、ロックを融合した軽快でハイブリッドな音楽を創造した。「Roxanne」「Message in a Bottle」「Don’t Stand So Close to Me」「De Do Do Do, De Da Da Da」など、当時の彼らの代表曲の数々は、ニューウェーブの定義を体現していた。スティングは1980年代半ばにソロ活動に乗り出し、『The Dream of the Blue Turtles』ではジャズとポップを融合。『ラビリンス』ではエリザベス朝のリュート音楽を取り入れる。『Sacred Love』ではメアリー・J. ブライジやシタール奏者のアヌーシュカ・シャンカールと共演。以降もコンスタントに作品を発表している。落ち着いたサウンドが多いものの、友人であるピーター・ガブリエルの音楽と同じく、スティングの音楽は常に静かな強さを伴っており、スピリチュアル、ワールドミュージック、フュージョンといった要素を優しくメインストリームに導いてきた。生涯を通じて活動家でもあるスティングは、音楽的な人道支援活動を度々行っており、1985年のライヴ・エイド出演をはじめ、後にはブラジルの熱帯雨林と先住民族の住居を守るための“熱帯森林保護団体”を共同で設立した。

出身地
Wallsend, England
生年月日
1951年10月2日
ジャンル
ポップ

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