The Strokes

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The Strokesについて

The Strokesは2000年代初めのニューヨークで、同地をにぎわせてきた他の時代の音楽、特にヴェルヴェット・アンダーグラウンドを生んだ1960年代後半のカウンターカルチャーと、レザーに身を包んだパンクバンドがCBGBを盛り上げた1970年代の肥沃(ひよく)なシーンに現代的な解釈を加えて脚光を浴びた。「Last Nite」や「Someday」など初期のシングルは、ボーカリストのジュリアン・カサブランカスのゆがんだ甘い歌声に、力強いベースライン、推進力のあるドラム、骨太なツインギターというポゴダンス向きのサウンドを組み合わせ、若者のアンニュイな気分を歌う奔放な歌詞を乗せていた。そんなThe Strokesの音楽的アプローチは自然に生まれたものだった。メンバーの4人は高校を卒業する前から一緒に演奏を始め、1990年代末に映画学校に入るためにニューヨークへ引っ越してきたAlbert Hammond Jr.が加入した。5人組になったバンドからはすぐに独自のグルーヴが生まれ、2001年のデビュー作『Is This It』と2003年の2作目『Room On Fire』では浮遊感に辛辣(しんらつ)さも加えた簡潔で分かりやすいロックソングへの偏愛を見せた。賢明にもThe Strokesは続くアルバムでもこうしたミニマルなサウンド構成を推し進めながら、にぎやかなシンセサイザーとポストパンクの重厚感のあるギターを付け加え、夜型のライフスタイルからさめた憂鬱(ゆううつ)と向き合う歌詞をつづっていった。その間も肩の力の抜けたニューヨーク流の洗練されたオーラを失うことなく、2020年の『The New Abnormal』など、オールドスクールのアティテュードと新鮮でモダンなサウンドを注入したアルバムをリリースしている。

出身地
New York, NY, United States
結成
1998年
ジャンル
オルタナティブ

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