追悼
- 35曲
- Love Is Here to Stay · 2018年
- Love Is Here to Stay · 2018年
- Cheek to Cheek (Deluxe Version) · 2014年
- Love For Sale · 2021年
- Duets II · 2011年
- Love Is Here to Stay · 2018年
- Love Is Here to Stay · 2018年
- Sixty Years: The Artistry of Tony Bennett · 1997年
- Love For Sale · 2021年
- Love For Sale · 2021年
必聴アルバム
- 1993年
- 白人ジャズミュージシャンの最高峰のヴォーカルとピアノによるデュオアルバムの傑作。1970年半ばにColumbia RecordsからFantasy Recordsに移籍したビル・エヴァンスは、1975年6月マネージャーのHelen Keaneのプロデュースのもと、トニー・ベネットとのデュオ作をレコーディング、大物アーティスト同士のスペシャルな共演となった。楽曲は"Some Other Time"、"My Foolish Heart"、"Waltz for Debby"など、エヴァンスのおなじみのナンバーを中心に構成。互いの個性が向き合う静かな緊張感の中、美しいピアノの調べと、緩急を自在に操る情感豊かなベネットの歌声が織りなす名演となった。このアルバムの成功を受けて、1977年には、続編となるアルバム「Together Again」もリリースした。
- 1963年
- 2021年
- 2018年
- 2012年
- 2011年
アーティストプレイリスト
- ショービズの頂点に君臨する、ミスターアメリカボイス。
- 豪華共演によるデュエットやライブ映像など、ジャジーで豊潤な香り漂う作品群。
- 色気のある歌声が大人の夜を盛り上げる。いつまでも色あせない愛の歌がここに。
- 数多い作品の中から、アルバム曲、共演曲、別テイクなど多彩な音源をセレクト。
シングル&EP
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トニー・ベネットについて
トニー・ベネットは10代のころから陸軍軍楽隊の一員として、第2次世界大戦中のヨーロッパに駐留しているアメリカ軍というタフなオーディエンスを前に歌う経験を積んできた。それ以来彼は、当時身に付けた強い決意と根性をもって、アメリカ人史上最も甘い歌声を響かせるシンガーとしての長いキャリアを築き上げた。1926年ニューヨーク生まれのベネットは、スターへの階段を駆け上った1950年代と1960年代の間、スポットライトを独占するポップシンガーとしての才能(「(I Left My Heart) In San Francisco」のエンディングで、伸びやかに響き渡るボーカルは必聴だ)と、ジャズの即興に通ずるミュージシャンのセンス(カウント・ベイシーと組み、最高にスウィングしたアルバムで花開いた)の両方を発揮した。「The Best Is Yet to Come」でビッグバンドに合わせてさっそうと歌うその声を聴くだけで彼の笑顔が目に浮かぶように、ベネットは常に観客を喜ばせることを第一に考えた。一方で気骨あふれるその歌声は、ハンク・ウィリアムスのカントリーヒットとして知られる「Cold, Cold Heart」などのバラードに、メランコリーや後悔の念をくっきりと染み込ませることもできる。シンガーとしてのベネットの芸術的な衝動は、印象主義の肖像画や風景画の画家としても活躍してきた自身のキャリアとも並行して注がれてきた。いつの時代もトレンドに迎合することなく、スタンダードに忠実であり続けているベネットは、意外にもオルタナティブロックやモダンポップのアーティストにとってのヒーローとなり、エルヴィス・コステロやレディー・ガガなど、ベネットがごく自然に醸し出すカリスマ性に魅了された、下の世代のアーティストとのデュエットも披露している。
- 出身地
- New York, NY, United States
- 生年月日
- 1926年8月3日
- ジャンル
- ジャズ