2007年に行われたオーディションをきっかけにアニメ『マクロスF』のランカ・リー役に抜てきされ、声優デビューした中島愛。同作では“ランカ・リー＝中島愛”名義で「星間飛行」をはじめとする多数の楽曲をリリースし、いずれも大ヒットを記録した。その後も『ハピネスチャージプリキュア！』のキュアラブリー役をはじめ、さまざまな作品で主演やメインキャストを務めている。そして2009年のシングル「天使になりたい」で、ソロアーティストとしての活動をスタート。その後も彼女のキュートな歌声を生かしたポップなナンバーはもちろん、RASMUS FABERに楽曲提供を受けた浮遊感あるポップナンバー「TRY UNITE!」や、心に染み入るバラード「ありがとう」など、多彩な楽曲を歌唱してきた。2014年3月より本人名義の音楽活動を一旦休止していたが、2017年のシングル「ワタシノセカイ」のリリースで活動復帰。爽快なバンドサウンドの楽曲を歌唱することが多くなったのに加えて、自身が少女時代から好む“1980年代アイドル歌謡”への思いを形にする機会も増加する。2019年には自身初のセルフプロデュースによるカバーアルバム『10TH ANNIVERSARY COVER MINI ALBUM ラブリー・タイム・トラベル』を通じて、その思いを音楽活動へも還元し、ますます表現の幅を広げている。