吉川英治「太閤夫人」「大楠公夫人」―『日本名婦伝』より 吉川英治「太閤夫人」「大楠公夫人」―『日本名婦伝』より

吉川英治「太閤夫人」「大楠公夫人」―『日本名婦伝』よ‪り‬

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発行者による作品情報

『日本名婦伝』から、「太閤夫人」「大楠公夫人」の2編を収録。 「太閤夫人」は、後の名夫人と後世にも称えられる北政所の幼少時代だった寧子(ねね)が、その結婚相手として、自ら木下藤吉郎を選んだ経過から話が始まる。良人の出世とともに自らを磨き家を守らなければならない責務、長い戦さ続きによる良人の不在、秀吉の淀君の寵愛などに、戸惑いながらも秀吉の愛情に包まれて心の安寧を得、周囲からも敬愛される存在となり、秀吉の死後は、その墓のある山中の山寺で、その菩提を弔いながら余生を送る。家康も、彼女を攻めることはなく、かえってその生活を支えたほどだった。 「大楠公夫人」は、楠正成亡きあと、その子、楠正行(まさつら)以下の兄弟を生育し、生還を期し難いその最後の出陣に際しても、取り乱すことなく見送る。正成の再来ともいわれ、敵方の捕虜を心服させたような仁愛を持つ正行を育てたのは、その母であり大楠公夫人だった久子だった。

ジャンル
伝記/自叙伝
ナレーター
響林せいじ(高性能合成音声:抑揚等調整済み)
言語
EN
英語
ページ数
01:17
時間
発売日
2014年
10月29日
発行者
響林社(しみじみ朗読文庫)
提供元
Audible.com
サイズ
40.5
MB

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