蝉しぐれ 12~14

作りが雑

内容自体はCD版と同じですばらしいものと言っていいでしょう。
ここではそれ以外の事に言及します。
CD版を8巻まで持っているのですが現在CD版は一部がディスコンらしく9巻以降が入手不能なのでダウンロード版（3巻ずつまとまっているもの）を入手しました。
CD3巻分で1800円はお得といえばお得といえるのですが、驚いたことにCDでは存在したチャプター分けが全くされておらず3巻全部が見事に（？）ひとつにくっついています。なぜわざわざ使いにくくするのか謎です。音楽タイトルでも普通はアルバムごと、曲ごとに分かれているものでしょう？最低でも章（例えば「春浅くして」）ごとには分けるべきです。
なお15-17巻に関してですが、これまた不可解なことに17巻の途中でぶったぎられてpart2のファイルをDLするようになっています。どうせ分けるならなぜ、16巻と17巻の間にしないのか理解に苦しみます。
それからCD盤に比べ音質が悪いです。内容のほとんどが人の声だから高圧縮で問題ないという判断なのかもしれません。実際、これほどの高圧縮の割には結構聴ける音です。にしても、やっぱり32kbpsは酷すぎるのでは？　せめて128kbps程度にはすべきと私は思います（ほんのちょっとだけど音楽部分もあることですし）。
「割安な製品なのだから多少雑な作りでも我慢して欲しい」というのがもしもNHKサービスセンターとしてのスタンスなのだとしたら残念な事です。
以上が感想です。