キセキのヒロシマ(5)
朝陽に映えて
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発行者による作品情報
終戦から20年、孫の寛子は嫁ぎ、二郎は独立し、人生の務めを終えたと感じた巴は、静かな隠居生活に入りました。
多延子は、元伯爵夫妻に自身の幼少の頃の巴との思い出を話し、巴の原爆体験を語り終えました。
原爆投下から70年の歳月が流れ、今やヒロシマに原爆の面影を探すのは困難となりました。
ヒロシマは原爆に打ち勝ったのです。
でももっと美しく栄え続けて欲しい。
世界中がため息をつく程平和であって欲しい。
ヒロシマに挑戦し続けて欲しい。
世界中を in The PINK(幸せに満ち溢れた世界)へ―――