安吾の新日本地理 ー 飛騨・高山の抹殺 (中部の巻)
発行者による作品情報
この作品の作家は、坂口 安吾(さかぐち あんご、1906年(明治39年)10月20日 - 1955年(昭和30年)2月17日)は、日本の小説家、評論家、随筆家。本名は坂口 炳五(さかぐち へいご)。昭和の戦前・戦後にかけて活躍した近現代日本文学を代表する作家の一人である。この作品は底本の「坂口安吾全集 11」では「エッセイ&回想録」としてまとめられている。初出は「文藝春秋 第二九巻第一一号」1951(昭和26)年8月1日。『安吾の新日本地理90(07 飛騨・高山の抹殺――中部の巻――)』は、「07 飛騨・高山の抹殺」を一番読みたかったのだが、かなり資料の読み込みをされたのだなと思わせる、非常に濃い内容の作者のパワーを感じる一冊である。