生きるための選択 ―少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った
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- ¥1,500
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発行者による作品情報
“脱北”―― 金正日政権の恐怖の暮らしから逃げた少女パク・ヨンミ。
いかなる危険を覚悟しても、自由を手にしようとした少女と、その家族の選択の物語。
13歳まで過ごした北朝鮮での地獄のような日々、そして北朝鮮から母親とともに鴨緑江を渡って中国に入った夜から、韓国に着いて新しい人生を歩みだすまでの2年間に自らが体験した、それまで彼女の母親しか知ることのなかった―過酷で悲惨な―想像を絶する出来事を、本書ではじめて語る。
世界15カ国で翻訳化。今、世界が最も注目する衝撃のノンフィクション、待望の邦訳がついに刊行。
カスタマーレビュー
8.01のイッシー
、
衝撃的なないようでした
私の知らない世界でした。
まりまり39
、
心が洗われる思いです
北朝鮮内での生活や内情を書いてくださった本は多く読んできましたが、
脱北してから目にした世界の驚きや心情はどんなものだったのかもっと知りたいと思っていたので、そういうところも知れる一冊であり、本当に誰も語りたくないような中国での女性脱北者が経験する様々を知らせてくれていて、今も隠れている方々が一人でも多く希望する状態に身を置けることを祈るばかりです。
これを読んでいると、自分の世界で起きている物事がちっぽけであり、自分の問題にばかり心を砕き、人のために何か捧げる行為をしていない自分は、デタラメな世界を幸せと思い込んで生きているように思えました。
人に与えることでしか人は幸せになれないことを思い出させてもらえる一冊でもあり、世界のあらゆるタイプの平和を祈りたくなる一冊です。
ありがとうございました。