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発行者による作品情報

日本を代表する小説家・俳人「横光利一」の名作集。


菊池寛に師事し、川端康成と共に活躍した天才作家。

新感覚派の天才と呼ばれた「横光利一」の名作9作品を収録。


新しい手法による新しい感覚の表現を試み、作品に描き込んだ横光の独特の文章感覚は、80年近くの時を経ても、その新しさを保ち続けている。


30代半ばで「文学の神様」と称された横光の評価は、敗戦を境に地に落ちた。

文壇のトップランナーとして文芸銃後運動の中心にあったことが指弾されたのだ。「戦犯文学者」との汚名を着せられ、多くの弟子、崇拝者が離れていった。

そんな背景があるにも関わらず、今なお読者を魅了し続ける非の打ち所のない構成、美しくリズムのある文章、ありありとその情景がうかぶ巧みな描写などは見事としか言いようがない。

当時の文壇を驚かせ、現代においても色褪せることのない巧みな文章で綴られる横光利一の作品をご堪能下さい。


◆目 次



・蠅

・頭並びに腹

・春は馬車に乗って

・ナポレオンと田虫

・睡蓮

・機械

・上海

・旅愁

・日輪


◆著者略歴

横光利一(よこみつりいち) 1898‐1947(明治31‐昭和22)


小説家。福島県生れ。早大中退。

《文章世界》などへの投稿、富ノ沢麟太郎、中山義秀らとの同人雑誌《街》《塔》を経て、菊池寛に認められ、〈日輪〉〈蠅〉を同時発表して1923年文壇に登場。

この前後の作では〈悲しみの代価〉〈御身〉などが注目される。

24年、川端康成、片岡鉄兵らと《文芸時代》を創刊。

既成のリアリズムに対して新しい表現を目指し、新感覚派の文学運動を展開。

プロレタリア文学にも対抗した。

28‐29年にはプロレタリア派の蔵原惟人らとの間で、文学の形式と内容に関して〈形式主義文学論争〉が交わされた。

ジャンル
小説/文学
発売日
2013
10月21日
言語
JA
日本語
ページ数
1385
ページ
発行者
7Luck Co.,Ltd.
販売元
7Luck Co.,Ltd
サイズ
3.3
MB

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