70歳! 人と社会の老いの作法 70歳! 人と社会の老いの作法

70歳! 人と社会の老いの作‪法‬

    • 3.3 • 3件の評価
    • ¥800
    • ¥800

発行者による作品情報

「戦後七十年というのは、新しい民主主義日本がオギャーと誕生してから
七十年経ったということ。つまり、いまの日本は『七十歳』ということなんです」
(五木寛之)

日本という国が、これ以上、高成長をを続けるのは体力的に無理。
これから先は「低成長・高成熟」の時代。では日本が進む先は、
どういった道なのか。その行く先を確認する時期に入っている。
若き日に敗戦を経験し、死を見つめてきた作家と、宗教学者にして、
認知症高齢者のグループホームを運営する僧侶による、老いと死をめぐる対話。

【おもな目次】

<第1章 七十歳になった日本で>
昭和十二年頃と似た雰囲気/現代人の肌感覚時間/祭祀儀礼が時間を延ばす/
老年の古典と青春の古典は違う/健康法も年代によって違う/高齢者のための文化 ほか

<第2章 死生観を持てるか>
「死生観を持て」と迫られる時代/根本は語りの中にある/現代に「つながり」の
場はあるか/様式の力/見えない世界を語る ほか

<第3章 日本人の宗教観はどこから来たか>
日本人にとっての「天国」/神道と仏教/夕焼け小焼けの生命観/死ねば仏/
日本に根づく宗教とは/場の宗教性に優れた日本人 ほか

<第4章 「他死社会」への心がまえ>
嫌老感の正体/維摩経にみる賢老像/若者の貧困と新しい希望/「使用済み」
という問題/「棄老」はタブーか/認知症は怖くない/お寺から始まる ほか

ジャンル
小説/文学
発売日
2016年
8月20日
言語
JA
日本語
ページ数
208
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
797.8
KB

五木寛之 & 釈徹宗の他のブック

さらばモスクワ愚連隊 【五木寛之ノベリスク】 さらばモスクワ愚連隊 【五木寛之ノベリスク】
2013年
大河の一滴 大河の一滴
2013年
親鸞(しんらん)(上) 【五木寛之ノベリスク】 親鸞(しんらん)(上) 【五木寛之ノベリスク】
2011年
親鸞(しんらん)(下) 【五木寛之ノベリスク】 親鸞(しんらん)(下) 【五木寛之ノベリスク】
2011年
かもめのジョナサン【完成版】 かもめのジョナサン【完成版】
2015年
親鸞(しんらん) 激動篇(上) 【五木寛之ノベリスク】 親鸞(しんらん) 激動篇(上) 【五木寛之ノベリスク】
2013年