漂流する日本企業―どこで、なにを、間違え、迷走したのか? 漂流する日本企業―どこで、なにを、間違え、迷走したのか?

漂流する日本企業―どこで、なにを、間違え、迷走したのか‪?‬

    • ¥2,600
    • ¥2,600

発行者による作品情報

統計データに基づく経営分析から読み解く日本企業の50年史
「企業成長なくして、経済成長はない」

日本経済の成長の低さの原因を、政府の経済政策のまずさに求めることも多い。
しかし、日本企業の経営そのものに、経済成長の低さの原因があるのではないのか。

設備投資、海外展開投資、人材投資を30年にわたって、ケチってきた日本企業の実態が本書に掲載されているデータと分析で明らかになる。そして、投資をされなかったお金は株主の配当へと形を変えていた。日本の大企業の株主分配率(配当/付加価値)は1990年代には4%未満だったが、2021年には20%を超えるまでになっている。配当の額は設備投資の額を超えてしまっている。人を大切にする日本企業が株主主権の経営をするようになってしまった。

日本企業は、今こそ、従業員主権という経営の原理を思い出す必要があるのではないか、そして、大きな投資に挑戦すべきではないか、と著者は説く。

ジャンル
ビジネス/マネー
発売日
2023年
12月20日
言語
JA
日本語
ページ数
352
ページ
発行者
東洋経済新報社
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
9.6
MB

伊丹敬之の他のブック

経営を見る眼 日々の仕事の意味を知るための経営入門 経営を見る眼 日々の仕事の意味を知るための経営入門
2007年
ケースブック 経営戦略の論理(全面改訂版) ケースブック 経営戦略の論理(全面改訂版)
2012年
現場が動き出す会計 ―人はなぜ測定されると行動を変えるのか 現場が動き出す会計 ―人はなぜ測定されると行動を変えるのか
2016年
経営学とはなにか 経営学とはなにか
2023年
ゼミナール経営学入門<第3版> ゼミナール経営学入門<第3版>
2003年
経済を見る眼―ビジネス現場で役立つ 経済を見る眼―ビジネス現場で役立つ
2017年