屍の聲 屍の聲

屍の‪聲‬

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発行者による作品情報

「惚けてしまったおばあちゃんは生ける屍や。正気のおばあちゃんは死にたがっている」そう信じた少女は溺れる祖母を見殺しにした。そして通夜の席で一瞬、確かに祖母は蘇った――表題作「屍の聲」のほか、5編の恐怖短編を収録。因習としがらみの中で生きる人間たちの、心の闇に巣くう情念の呪縛。濃密な風土を背景に描く、恐怖の原型とは。記憶の底に沈む畏怖の感情を呼び起こす本格ホラー小説集。

ジャンル
小説/文学
発売日
1999年
9月22日
言語
JA
日本語
ページ数
240
ページ
発行者
集英社/集英社文庫
販売元
Shueisha Inc.
サイズ
587.3
KB

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