武蔵野夫人 大岡昇平 ¥580 ¥580 発行者による作品情報 貞淑で、古風で、武蔵野の精のようなやさしい魂を持った人妻道子と、ビルマから復員してきた従弟の勉との間に芽生えた悲劇的な愛。――欅や樫の樹の多い静かなたたずまいの武蔵野を舞台に、姦通・虚栄・欲望などをめぐる錯綜した心理模様を描く。スタンダールやラディゲなどに学んだフランス心理小説の手法を、日本の文学風土のなかで試みた、著者の初期代表作のひとつである。 ジャンル 小説/文学 発売日 1953年 6月5日 言語 JA 日本語 ページ数 222 ページ 発行者 新潮社 販売元 Shinchosha Publishing Co., Ltd. サイズ 1.2 MB 大岡昇平の他のブック 野火 1954年 野火 1970年 俘虜記 1967年 恋愛論 1970年 事件 2014年 靴の話 大岡昇平戦争小説集 1996年