クール･ワールド

出所したジャック(ガブリエル・バーン)はバーの後ろで、「クール・ワールド」を描くことにより、逃げ道を見つけた。それは官能的で意地の悪い女、ホリー・ウッドが主人公のマンガのシリーズだ。しかし、ジャックは自分の作り上げた世界に捕えられてしまう。ジャックの前には自らが創造したキャラクター、ホリーが現れる。彼女はジャックを誘惑し、人間の世界へ実体化することを狙っていた。捜査官(ブラッド・ピット)がクール・ワールドにいる唯一の他の人間だ。そして、ジャックに人間は、キャラクターと関係を持ってはだめだと警告する。しかし、人間はインクよりも弱いことが証明され、ホリー(キム・ベイシンガー)は人間になり、ラスベガスへ。そこからふたつの世界を超えての行き来が、両方の世界を脅かす。アニメと実写を構成した「クール・ワールド」は大人のためのファンタジック・セクシー・アドベンチャー。