はじめての アビー・リンカーン
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歌手として、また女優としても活躍したアビー・リンカーン。1959年にリリースしたアルバム「Abbey Is Blue」が高い評価を得てトップシンガーとしての地位を確立した。1960年代にはドラマーのマックス・ローチと共に活動、アフリカ回帰を掲げ、人種問題に積極的に取り組んで注目を集めた。Billie Holiday を敬愛し、深みのある中低音を生かした歌声で魅了すると共に、作詞/作曲家として、シンプルなラブソングから社会的なテーマを取り上げたナンバーまで、多くのオリジナルソングを歌った。常に強い意志で貫かれたアーティストとしての姿勢は、彼女の没後もジャンルを超えて多くのシンガーから尊敬を集めている。