ボーイズグループのメンバーとしてだけでなく、ソロアーティストしても確固とした地位を確立、ポップシンガーによるアーバンミュージックという新たなジャンルを築き上げたジャスティン・ティンバーレイク。Pharrell Williams ら強者の手を借りてシーンの最前線に躍り出たフランク・オーシャンやロビン・シック、異なるジャンルの要素を煮詰めたポップソングを奏でるブルーノ・マーズら、彼が切り開いた道は多くのアーティストによって踏み固められている。なかでも、エド・シーランをコラボレーターに迎え、アイドル的なイメージから見事に脱却したジャスティン・ビーバーは、ティンバーレイクの系譜の継承者といえるだろう。