ゲームガイド

進化し続けるランニングゲーム

These games make the thrill of the sprint never-ending.

ランニングゲームが初めてApp Storeに登場したのは、もう8年前のこと。でも名作は決して色あせません。今プレイしても面白い、金字塔的タイトルを5つ紹介しましょう。

Canabalt(2009年)

アクション映画の追跡シーンをそのままゲームにしたような「Canabalt」。プレイヤーは崩れゆく街の屋上をひたすら走り続けます。このジャンルの人気に火をつけた一本ですが、その理由はすぐに分かるはず。窓ガラスを突き破りながら、次々とビルを跳び越えていくスリルがたまりません。

あれこれ考えている余裕はありません。生き残るには、とにかく走り続けること。

Temple Run(2011年)

肩越しの3D視点と、鳴り響くドラム音こそ、「Temple Run」の比類なきスピード感の原動力。はやる気持ちを抑えつつスワイプでターンし、障害物をくぐり抜け、デバイスを傾けて転落を回避して――すぐ後ろに迫る、怒れる猿たちを振り切りましょう。

Jetpack Joyride(2011年)

「Temple Run」の1か月後に登場した「Jetpack Joyride」。シンプルな操作感が光る“クール”が詰まった一本。マシンガン兼用のジェットパックもクール。バイクやらドラゴンやら巨大ロボやらに乗り込めるのもクール。体が吹っ飛んでしまってもポイントを稼げてしまうのも、お見事。

MARVEL スパイダーマン・アンリミテッド(2014年)

「MARVEL スパイダーマン・アンリミテッド」はスーパーヒーローゲームの傑作。ジャンルの限界を押し広げた一本といえそうです。充実のストーリーモードは、コミックブック風のイントロが楽しく、名悪役たちも次々登場。バトルからウォールラン、クモ糸スウィングへとつながる派手なアクションも、指先ひとつで楽々決められます。


屋上を疾走し、クモ糸でスウィング。ビルの谷間を飛び回るアクションは爽快感満点。

Alto’s Adventure(2015年)

「Alto’s Adventure」はランニング(厳密にはスノーボード)ゲーム。なのに、スピードもサウンドも控えめで、リラックスできる意外性が魅力の一作。静かな山々の風景と、絶妙な感度のコントロールが没入感を高め、気がつけば朝から晩までプレイしてしまいます。まさに真のアート作品。

その他のおすすめ

スタイリッシュなデザインと一人称視点で、プレイした瞬間に夢中になってしまう「Fotonica」。「Ski Safari」ではありえないスピードで雪山を滑降し、宙返りを決められます。カラフルな「Robot Unicorn Attack 3」は、思わず笑みがこぼれる異色タイトル。「Sky Dancer: Horizon Run」では、目もくらむ高所からダイブして走ってダイブを繰り返し、勇気が試されます。